小学校の授業内容を予習・復習するなら、学習塾と通信教育のどちらが良いのでしょうか?
結論から言うと、子供ひとりでも真面目に勉強する習慣を付けたいご家庭には「小学生向け通信教材」、強制的に勉強時間を確保してプロ講師に直接指導をして欲しいご家庭は「学習塾」がおすすめです。
特に小学生向け通信教育は日々進化を遂げており、最近では月額1,980円で学習塾と全く同じプロ講師の授業が受けられる「スタディサプリ小学講座」も注目を浴びています。
今回は小学生向け通信教育と学習塾の違いや、それぞれの特徴(メリット・デメリット)を比較して、どちらの方が学習効果が高いのか徹底解剖していきたいと思います。
どちらを選ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
\ 小学生向け通信教育を探す /

教材別に探す |
|タブレット教材|紙・テキスト教材| |
教科別に選びたい |
|英語・英語力|作文・文章力|プログラミング| |
目的別に選びたい |
|料金が安い|中学受験対策|海外受講できる| |
早速知りたい!通信教育と学習塾の比較表
先生
冒頭でもお話しした通り、プロ講師に直接指導をして欲しいご家庭は「学習塾」、子供ひとりでも真面目に勉強する習慣を付けて欲しいご家庭には「通信教材」がおすすめです。
両者の比較表を見ながら理由を解説していきます。
今回通信教育と学習塾の比較項目に用意したのは「受講料金・勉強時間・学習サポート」です。
簡単に比較結果をご紹介すると、月々3,000円の安さで毎日10分間の勉強習慣が身につくのが通信教育です。担当指導員の添削指導やタブレット教材による保護者の勉強時間管理が出来るのが魅力ポイント。小学校低学年〜高学年、中学受験対策にも対応しています。
一方、毎週1〜2回60分間の授業を受けられるのが学習塾。強制的に勉強が確保できるため、家で全く勉強しない子はもちろん、中学受験を見据えたハイレベルな授業を期待するご家庭にもお勧めです。
詳しい比較項目は記事後半「小学生向け通信教育と学習塾の違いを比較」で紹介していますが、ざっくりと比較表の結果は上記の通りです
小学生向け通信教育と学習塾の特徴を比較
先生
通信教育教材は、お子様との相性も継続のポイントなので、迷ったら両方の資料請求をして、お子様と一緒に選ぶこともおすすめです。
親が選んだ教材よりも、子供が自ら選んだ教材の方がやる気やモチベーションも高く勉強してくれますよ!
通信教育の特徴
小学生向けの通信教育は3種類の学習形式に別れています。
- タブレット教材
- テキスト教材
- オンライン授業教材
タブレット教材とは、専用タブレット端末を使って勉強する教材で最近ではタブレットを使った学習方式が主流になりつつあります。回答を自動採点したり、間違えた問題をデータとして残したりと効率の良い勉強が叶います。
テキスト教材は、一般的な紙を使った学習教材で、毎月勉強用のテキストが自宅に届く通信教育です。教材や付録が家にたまるデメリットはありますが、鉛筆と紙を使った勉強は学校と同じですし、筆圧で脳を刺激する効果も期待できます。
最後にオンライン授業教材とは、スマホやタブレットを使いオンライン授業を受け、手元のテキスト教材で勉強する方式です。最近ではスタディサプリが注目を集めており、オンライン版の学習塾と考えても良いでしょう。
どの教材も月額制の通信教育には変わりませんが、何を使って勉強するかによって、学べる内容も難易度も料金も異なります。
通信教育のメリット・デメリット
メリット |
|
デメリット |
|
通信教育のメリットは、学習塾に比べても料金が安く続けやすいことです。
学習量も1日10分程度なので、小学校低学年〜高学年まで自分のペースで学べます。他の習い事と併用できたり、子供の様子を自宅で確認できたり、送り迎えが不要なのも通信教育のメリットです。
一方で、通信教育は子供ひとりで勉強する習慣を身に付ける必要があり、学習塾ほどの強制力がありません。
タブレット教材の場合、勉強以外の用途(お絵かきやゲームなど)にも使えるため、勉強していると思ったらタブレット端末で遊んでいる…なんてことも(ゲーム設定をOFFにすることも可能です)親がしっかりと見れる環境にないと怠けてしまう可能性があるのが、通信教育のデメリットです。
学年別に見ても、小学校1年生〜4年生までは通信教育の方が手軽でおすすめです。
◎ 通信教育がおすすめなご家庭
- 学校の宿題以上に勉強して欲しい
- 自宅学習の習慣を身につけてほしい
- 学校のテストで良い点を取って欲しい
学習塾の特徴
学習塾にも2種類の学習方式が存在します。
- 集団授業型
- 個別指導型
集団授業型とは、1対多で授業をする形式で学校の授業の予習や復習を塾ですると考えて良いでしょう。塾の先生は授業に特化したキャリアをお持ちなので、学校の先生よりも授業がわかりやすかったり、面白かったりするケースが多いです。ただし集団授業のため、話を聞かない子、途中で寝てしまう子も出てしまいます。
個別指導型とは、1対1で授業をする形式で子供の難易度に合わせた指導を受けられます。集団授業型と違い、子供ひとりひとりのレベルに合わせて指導が進むため、子供の成長にはぴったりの授業形式です。
学習塾の種類によっても料金や難易度が異なるため、塾のクチコミや評判をチェックしておくと良いでしょう。
学習塾のメリット・デメリット
メリット |
|
デメリット |
|
学習塾のメリットは、プロ講師が直接授業や勉強の指導をしてくれることです。
通信教育と違い、強制的に勉強時間を確保することができますし、学校の宿題同様、塾の宿題をしっかりとこなす習慣が身につきます(=先生に怒られないように…と思わぬばかりに)学習塾に通うと、他の学校の生徒と仲良くなったり、勉強以外の社会知識が身に付くなど幅広い経験にもつながります。
一方で、通信教育に比べて圧倒的に料金が高いため、よっぽどの目的(中学受験を考えている、家だと全く勉強しない)がない限り、学習塾を選ぶメリットはないかもしれません。
学習塾によっては通信教育の2倍3倍の月謝がかかることもありますし、毎週の送り迎えや他の習い事との併用も大変です。学習塾に関しては「お金」の問題が1番のデメリットになるでしょう。
学年別に見ると、小学校5年生〜6年生から入塾を検討するのがおすすめです。
◎ 学習塾がおすすめなご家庭
- 中学受験や偏差値の高い中学入学を検討している
- 子供が家で全く勉強をしない
小学生向け通信教育と学習塾の違いを比較
先生
受講料金
学年 | 通信教育 | 学習塾 |
小学校低学年 | 月々3,000円 | 月々6,000円〜10,000円 |
小学校高学年 | 月々5,000円 | 月々8,000円〜12,000円 |
受講料金は、学習塾よりも通信教育の方が圧倒的に安いです。
選ぶ塾の種類にもよりますが、通信教育の2〜3倍ほどかかるのが学習塾の費用見積もりです。学習塾によっては教科や時間ごとに料金が変わるケースもあるため、全教科学べる通信教育の方がコスパの観点では非常に優秀です。
通信教育の料金比較は以下の記事で詳しくまとめているため、どのくらい費用がかかるか把握したい方はぜひご覧ください。

勉強時間
学習塾 | 週1〜2回の60分授業(=月々6,000円〜10,000円) |
通信教育 | 毎日10分間の家庭学習(=月々3,000円) |
学習塾の勉強時間は「週1〜2回の60分授業」、通信教育の勉強時間は「毎日10分間の家庭学習」です。
勉強時間に関しては、どちらが優れていると優劣付け難く、子供の勉強習慣や勉強への意欲によって相性が異なります。
毎日コツコツと自宅学習の習慣を身につけて欲しいご家庭なら「通信教育」が良いですし、家で全く勉強をしないなら強制力のある「学習塾」で週1〜2回60分授業を受けるのが吉です。
ちなみに勉強を全くしない子供の場合は、集団授業よりも個別指導塾がおすすめです。集団授業だと先生の目が行き届かず、せっかくの授業時間も集中していない、寝てしまったなどお金を溶かしてしまう可能性もあるからです。
出来ることなら通信教育で家庭学習の習慣を身につけたいですが、何度行っても勉強しない子には学習塾に通わせましょう。
学習サポート
学習塾 | 塾の先生が直接教えてくれる |
通信教育 | 分からない問題は自分で理解が必要 |
学習サポートが優れているのは、通信教育よりも学習塾になります。
回答を見て分からない問題は、質問をすれば先生から直接指導が受けられますし、親として答えられない学校の宿題も塾の先生なら気軽に教えてもらえます。
一方で通信教育の場合、答えを見て自分で理解しなければいけません。特に中学受験を考えている子や、応用問題に挑戦している子供には、分からない問題を教えてくれる先生は必要不可欠です。
通信教育の中には専門指導員の添削サポートが付いている場合もありますが、気軽に相談できる相手が出来るのが学習塾に入る大きなメリットでしょう。
学習塾と通信教育を併用する家庭もある!
ここまで学習塾と通信教育の違いに注目して解説してきましたが、ご家庭によっては通信教育と学習塾を併用している方もいらっしゃいます。
通信教育で全教科の基礎固めをしながら、学習塾で苦手科目の勉強(講師サポートあり)をしているケースが多く、受講料金に不安がなければ1番子供の成長につながる受講方式とも思います。
通信教育 | 全教科学ぶ |
学習塾 | 苦手科目だけ受講する |
ただし通信教育と学習塾のダブル受講は、子供の負担も大きく、大抵どちらかがおざなりになるケースが多いです(通信教育の教材が溜まることが多かった…)
併用を考えている方は、まず片方の受講を続けてみて、まだ時間が取れそうだと感じたら併用受講もおすすめです。
結局!小学生向け通信教育と学習塾はどっちがおすすめ?
冒頭でもお話しした通り、子供ひとりでも真面目に勉強する習慣を付けたいご家庭には「小学生向け通信教材」、強制的に勉強時間を確保してプロ講師に直接指導をして欲しいご家庭は「学習塾」がおすすめです。
学習塾の良さは、強制的に勉強する時間が生まれ、宿題以外の勉強時間が確保できること。受講料金は高いですが、ハイレベルな応用対策、中学受験対策にも対応しています。難しい内容も先生が直接教えてくれるため、つまづく心配もありません。
一方、通信教育の良さは、自由な時間に毎日10分程度の勉強習慣が身に付くこと。国語・算数・英語・理科・社会など、学校の授業に必要な教科を全て学べるうえ、テスト対策用の繰り返し学習にも利用できます。最近流行のタブレット教材なら、ゲーム感覚で勉強を楽しめるため、勉強嫌いの小学生にも効果的にやる気を引き出せます。
迷ったら最初は通信教育がおすすめ!
学習塾と通信教育に悩んだら、最初は通信教育から始めることをおすすめします!
小学校低学年〜高学年まで対応していますし、実際に家庭学習をやらせてみて子供の反応を見てみるのが1番です。
通信教育なら受講料金も安いですし、資料請求をすれば無料の体験教材も複数手に入れることが可能です。
学習塾・通信教育どちらにも良い点・悪い点が共存しているため、子供のレベル感・興味関心に合わせた教材選びが大切です。
まずは通信教育の資料請求をまとめて行い、子供の意見も聞いてみてはいかがでしょうか?
親が選んだ方法ではなく、子供が選んだ方法で勉強する方が、やる気もモチベーションもあがって勉強してくれますよ。
先生
◎ 小学生向け通信教育おすすめ5選!
第1位:スマイルゼミ
タブレット通信教育No.1
家庭学習の習慣を付けたい方におすすめ
第2位:進研ゼミ 小学講座
学習レベルに合わせた最適学習を実現
苦手科目の解消、テスト点数UPにおすすめ
第3位:Z会 小学講座
万全のテスト対策と添削指導が魅力的
テスト点数UP、応用力対応におすすめ
第4位:スタディサプリ 小学講座
プロ講師が教えるオンライン授業が魅力
勉強意欲が高い子供、中学受験対策におすすめ
第5位:まなびWith
作文・読解・図形をオリジナル教材で学べる
発想力・思考力を鍛えたい方におすすめ
\ 小学生向け通信教育を選ぶなら /

教材別に探す |
|タブレット教材|紙・テキスト教材| |
教科別に選びたい |
|英語・英語力|作文・文章力|プログラミング| |
目的別に選びたい |
|料金が安い|中学受験対策|海外受講できる| |